小学生がさまざまな仕事に挑戦する「チャレンジ小学生」が2日、愛媛県西条市中心部の紺屋町商店街などで開かれた。市内の約100人が、飲食店や小売店などに設けられた20の体験ブースを回り、店主らから仕事のこつや手順などを教わった。
 イベントは、子どもたちに地元の店舗の仕事内容などを知ってもらい、将来、市内で職に就くきっかけになればと、西条青年会議所が初めて催した。
 子どもたちは興味のあるブースを思い思いに巡回。たこ焼きを販売する店では、実際に調理場に立ち、店主から「どんどん回してね」と声が掛かる中、熱さと串使いに悪戦苦闘しながらも一生懸命、作っていた。
 眼鏡や宝石を扱う店では、自分の指の大きさを測ってサイズを確認。お札の数え方を習う銀行のブースや、指紋採取が体験できる警察のブースも人気を集めていた。